0258学-まなぶ
筆者:ケサジロー 
2010年3月19日 2時56分
県立歴史博物館で開催中の「発掘が語る新潟の歴史」を見てきました。
県内の遺跡からの出土品の展示と各遺跡の解説がされています。
概ねここ5年以内に発掘されたものがメインですので、最新の遺跡調査事情が分かります。
県内18ヶ所、年代は縄文時代草創期から鎌倉・室町時代までとかなり幅広いです。
展示品は土器や石器、鉄器などが多かったです。
なによりもほぼ現在(と言ってよいでしょう)に調査された遺跡がこんなにたくさん県内に存在することが驚きでした。
村上市から糸魚川市まで、上中下越それぞれに遺跡があるんですね。
そして、土器に東北地方や北陸地方と似た特徴があるという解説を読むと、縄文の昔から新潟というのは文化の結節点だったんだということがわかります。
「新潟県は何地方に属するか?」という現在もなかなかはっきりとした決め手がない論争の原点を見た思いがしました(大げさですが)。
なかなか見ごたえのある内容と、27ページとボリュームのある解説パンフレットが用意されているのにもかかわらず、なんと観覧料が無料というのも驚きです。
展示の最終日が3月22日(月・祝)と迫ってきていますので、興味のある方はお早めにどうぞ。
■新潟県立歴史博物館
http://www.nbz.or.jp/jp/
県内の遺跡からの出土品の展示と各遺跡の解説がされています。
概ねここ5年以内に発掘されたものがメインですので、最新の遺跡調査事情が分かります。
県内18ヶ所、年代は縄文時代草創期から鎌倉・室町時代までとかなり幅広いです。
展示品は土器や石器、鉄器などが多かったです。
なによりもほぼ現在(と言ってよいでしょう)に調査された遺跡がこんなにたくさん県内に存在することが驚きでした。
村上市から糸魚川市まで、上中下越それぞれに遺跡があるんですね。
そして、土器に東北地方や北陸地方と似た特徴があるという解説を読むと、縄文の昔から新潟というのは文化の結節点だったんだということがわかります。
「新潟県は何地方に属するか?」という現在もなかなかはっきりとした決め手がない論争の原点を見た思いがしました(大げさですが)。
なかなか見ごたえのある内容と、27ページとボリュームのある解説パンフレットが用意されているのにもかかわらず、なんと観覧料が無料というのも驚きです。
展示の最終日が3月22日(月・祝)と迫ってきていますので、興味のある方はお早めにどうぞ。
■新潟県立歴史博物館
http://www.nbz.or.jp/jp/











