0258学-まなぶ
筆者:miki 
2010年2月27日 17時46分
「アザミ嬢のララバイ」1975年作詞作曲歌中島みゆき
中島みゆきはぼくの世代では有名ですが、それでもプロジェクトxの「地上の星」やこの曲で黒部ダムで歌った2002年のNHK紅白歌合戦で初めて知った人もあったと思います。
大ヒットした「地上の星」は、個人的には好きではないです。それはあの声の出し方が生理的に受け付けないからです。聞くところによると、歌によって歌い方はもちろん、声色をかなり変えているとのことですし、ぼくも地上の星とは違った歌い方でおちゃらけた歌い方の曲を前に聞いています。ファーストシングルやセカンドシングルの歌とずいぶん違って歌う歌手だと思いました。
初めて中島みゆきを聞いたのはコッキーポップというラジオの音楽番組「アザミ嬢のララバイ」でした。当時中学生だったぼくは「あざみじょうのららばい」という曲名の嬢は城、ララバイは人名ってことで、「アザミ城のララバイ」。どこかのお城のララバイというお姫様の歌だと思い込んでいました。貧しいですが、ぼくの中島みゆき像はこの2曲に尽きます。
歌の雰囲気はどちらかというと演歌を匂わせる歌謡曲。内容と歌い方から、少なくとも30代は行っていると思っていましたし、次のシングル、「時代」のちょっと老成したような歌詞の内容もそう考えるに十分でした。当時中島みゆきは23歳。愛や恋を甘たるく歌う歌手とは一線を画す存在でした。
彼女のデビューシングル「アザミ嬢のララバイ」は翌年のファーストアルバム「私の声が聞こえますか」(ぼくもこれを持っている)に収録されています。こちらはアルバムバージョンでシングルとはちょっと違うそうです。ぼくがラジオで聴いたのはおそらくシングルのほうでしょうね。所有しているアルバムには「時代」(これもアルバムバージョン)などがあり、質の高いデビューアルバムです。
ところで、中島みゆきのもう一つの顔と言えば、「ラジオオールナイトニッポン」での異彩を放つDJぶりが有名でした。「中島みゆき」のイメージをDJから受けている人もいるのでしょうね。
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