0258学-まなぶ
筆者:miki 
2008年3月1日 17時10分
テレビ業界では視聴率を稼ぎたいときは、「困った時の子どもと動物」ということで、動物や子どもをメインにした番組が考案されるということを耳にしました。
こうした法則は歌謡曲には当てはまらないかもしれませんが、子供の歌う童謡がヒットすることも結構あります。「山口さんちのツトムくん」やワムの「ラストクリスマス」をカバーしている女の子とか、子どもの声の質が心を和ませるからでしょうか、少ない子供の歌の数の割りにヒット曲は大人の歌う歌よりも多いような気がします。
「黒ネコのタンゴ」もそうしたヒット曲の一つでしょう。もとはイタリアの曲で、曲名は「Volevo un gatto nero」。日本語にすると、「黒いネコがほしかった」。わかるように、歌詞は原詩を訳したものではなく、かなり自由な日本語の歌詩だそうです。
この曲を歌った皆川おさむさんは当時6歳。デビュー曲にして大ヒットとなりました。私は小学校3年生で、テレビで彼が歌う姿を覚えています。単純な歌詞なので自慢できるものでもないのですが、ほぼ完璧に覚えていました。
ただ、2番の「おいしいえさにいかれちゃって」を、「おいしいえさにつられちゃあって」だ、と思っていました。その頃のボキャブラリーにはまだなくて、勝手に知っている言葉に置き換えたんでしょうね。
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