0258学-まなぶ -> 雑学
筆者:miki 
2018年5月28日 14時20分
「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」作詞:Henri Belolo・Victor Wills 作曲:Jacques Morali 日本語詞:あまがいりゅうじ 編曲:大谷和夫 歌:西城秀樹
西城秀樹さん、5月16日逝去。享年63歳。
彼とともに新御三家の一人であった郷ひろみさんのコメントをはじめ、その死を悼む声が続々と寄せられ、また週刊誌は彼の追悼記事を載せ、もちろん各テレビ局の芸能番組も彼の死を取り上げました。
私も同時代人のはしくれとして心からご冥福をお祈りいたします。合掌。
さて、この「YOUNG MAN (Y.M.C.A)」は彼のヒット曲として最も知名度の高い一曲。2016年にもCMで使用されたこともあるので、若い世代にもなじみある曲でしょう。
この曲はヴィレッジ・ピープルの「Y.M.C.A」のカバー曲。原曲は同性愛者向けの歌だということは大学の頃になって知りましたが、当時はY.M.C.AがYoung Men's Christian Associationの略称と聞いて、そんなもんかと納得していました。「アメリカではYoung Men's Christian Associationと言えば、ピンとくるのだろう、Young Men's Christian Associationに馴染みのない日本だから(ぼくの周囲のほとんどが知らなかった)すっきりしないのも当然だろう」と漠然と思っていました。
英語の原詩を読んでも(ぼくの語学力がないというのもあって)、「Y.M.C.A」について知識がなければ、分からないわけ。「Y.M.C.A」がアメリカでどういう団体として見られていたか、ヴィレッジ・ピープルがどういう意図で歌っていたかを知れば、歌詞はおのずと納得いくものでした。いわゆるダブルミーニングというやつですね。
西城秀樹さんのカバー曲はディスコ曲であった原曲以上にノリがよく、「Y.M.C.A」の個所で引っかかってしまうこともなく、すんなり受け入れることができました。
「Y.M.C.A」は西城秀樹さんのこの青春賛歌の合言葉になっていますね。











