0258学-まなぶ -> 雑学
筆者:miki 
2017年6月26日 4時12分
「結婚しようよ」作詞・ 作曲・歌:吉田拓郎
「ぼくの髪が~♪肩まで伸びて~♪君と同じになったら、約束通り町の教会で結婚しようよ♪」のフレーズは子ども心にも新鮮でした。
この歌とはまるで正反対な昔ながらの結婚式、むしろ嫁入りと言った方がぴったりくる結婚式を子供の頃に見ています。
ど田舎だったぼくの故郷での結婚式は花嫁の家から、花婿の家まで花嫁道中するものでした。
結婚はもとより男女当事者の合意のみに基いて成立するわけですが、社会生活を営む人間は様々なしがらみを背負わざるを得ないわけで、あの当時の結婚も地域共同体の重大なイベントとだったと今から思う次第。
そんなただ事ならぬ雰囲気に伝染したのか、悪ガキたち(ぼくもその一人ですが)は興奮して後を追ったり、中には先回りして手ごろな木に登って騒ぎ立てているヤカラもいました。
「結婚しようよ」での結婚は先の「ぼくの髪が肩まで伸びて、君と同じになったら~♪」という出だしからして、まるっきり個人の問題になり、地域やしきたりとは無関係になっていますね。











