0258学-まなぶ -> 雑学
筆者:miki 
2013年12月26日 7時20分
「悲惨な戦い」作詞・作曲・歌:なぎらけんいち
エリックレコードといえば、産声をあげたフォークにいち早く着目して、商業ベースへの道のりを付けた先駆的マイナーレーベルというぼくの見方はそれほど的外れでないと思うのですが、このエリックレコードは歌謡史、特によしだたくろうの作品をはじめとした、初期フォーク史に残る作品をあまたリリースしています。
今年の紅白で泉谷しげるさんが歌う「春夏秋冬」(1972年)もエリックレコードのリリースですが、エリックレコードと紅白つながりだと、海援隊の「母に捧げるバラード」(1973年)がぼくは頭に浮かんできます。あらためて言う必要もないと思いますが、海援隊は武田鉄矢さん率いる3人組のフォークグループ。翌年この曲で紅白に初出場しました。
もう一人、NHKとエリックレコードつながりで、忘れられないのが、なぎらけんいちさんの「悲惨な戦い」
友人の一人がラジオの深夜放送でとにかく面白い歌を聴いたことを興奮気味に話し、強烈な印象が残ったらしく、さわりをとぎれとぎれでしたが節をつけて再現してくれました。大相撲の取り組みの最中に力士の回しが取れ、NHKがもろだしを放映してしまったという歌の内容。
ぼくも当然この曲を自分でも聞きたかたのですが、当時聞けずにいました。ラジオやテレビでなぜ聞く機会がなかったのかは、この曲が放送自粛になったからだと聞きます。
このときは曲名も歌手も知らなかったはずですが、かなり後になってから、なぎらけんいちさんの「悲惨な戦い」であると知りました。判明したいきさつは今では全く覚えていないのですがね。
今では自粛は若秩父のまわしの様にとけ、過去にラジオやテレビに登場した由。知りませんでした。








