0258学-まなぶ -> 雑学
筆者:miki 
2012年8月5日 23時10分
「真赤な太陽」作詞 吉岡治 作曲 原信夫 歌 美空ひばり
猛暑の中皆さんいかがお過ごしですか。長岡では半月近く雨が降っていません。連日の焼けつく太陽の日差し。頭上に白熱に輝く太陽は一杯の冷たいビールへの憧れをいやがうえにも掻き立ててくれますが、不思議なことに日本人の真昼の太陽のイメージは赤。時節がら真夏の太陽は真っ赤な太陽ということになります。
真っ赤な太陽で、美空ひばりの「真赤な太陽」をすぐに連想された方は、グループサウンズ世代といっていいのでしょうか。
ぼくが昭和の歌姫の一人、美空ひばりのノリのいいこの曲がグループサウンズを意識していると知ったのはずいぶん経ってからのことですし、ましてやこの同じ年に「ブルーシャトー」を大ヒットさせたブルーコメッツが歌姫の演奏をしていると知ったのもかなり後年のこと。
美空ひばりがこれ以外にこうした傾向の曲を歌ったかは寡聞にして知りませんが、一曲のみのこうした曲調で歌ったとしたら、実にもったいないとは思ういっぽう、それこそインパクトは絶大だったと思います。
歌詞にもあるように、若者たちの真夏は「恋の季節」、おじさんには生ビールの季節。おじさんのぼくは夏の海辺に行くにしても、まずはビールを仕込んでからという意地汚さが先立ってしまいます。「真赤な太陽」をほろ酔いで口ずさむのが関の山。
ぼくはグループサウンズ世代だと誇らしく言い張れない、やや遅れてきた世代でなわけで、実はこの曲もうろ覚え。翌年の1968年に大ヒットしたピンキーとキラーズ「恋の季節」が何気に連想されてしまうというていたらく。こちらはフルコーラスで歌えるのですが。
でも「真赤な太陽」と「恋の季節」作詞者、作曲者、歌手も全く違うのですが、このふたつはうまい具合に姉妹篇になっていると常々思っているのですが。









