0258学-まなぶ -> 雑学
筆者:miki 
2011年6月18日 9時43分
「男の子女の子」作詞:岩谷時子 作曲:筒美京平 歌:郷ひろみ
「男の子女の子」はHiromi Goこと郷ひろみさんのデビュー曲。今時の言葉で言うなら濃厚なオーラが漂っています。スキャットというのでしょうか、「へへへィへへへィ」のところなんて何ともつやっぽい。いわゆる大人の色気というやつ。当時17歳そこそこなのだからすごい。もっともこれは今だから言えるのであって、その頃はきわどい歌を歌う軟派な歌手だと思っていたんですけれど。
歌詞は享楽的。「一度の人生大事な時間」が恋に浮き身を費やすことこそすばらしいのだということをほのめかしています。最後の方の「おいで急ごう、ぼくらの世界へ裸足で行こう」も思わせぶり。裸足だったら当然ねぇ。そう考えてしまうのもおじさんならではのいやらしさが身に染みついているせいにほかならないのですが。
楽器の演奏とリズムがちょっと時代を感じさせます。合の手のようにエレキとサックスが鳴り響き、規則正しいリズムを刻んでいるドラムがチョイ昔のビートを感じさせてくれます。若い人には古臭いかもしれませんが、こうした曲の方がぼくのような年にはしっくりきます。
「男の子女の子」の路線は同一の作詞者作曲者のときはもちろん、作詞・作曲者が変わってもその後もしばらく続くわけですが、ぼくはデビュー曲以来の曲作りのコンビの頃が好きで、その集大成が「花とみつばち」だと思っています。おおげさかな。とうことで、「はなとみつばち」については次回。ということでHIROMI GOは続きます。











