0258学-まなぶ -> 雑学
筆者:miki 
2010年10月18日 23時05分
「水色の恋」(1971年) 作詞:田上えり 作曲:田上みどり 歌:天地真理
天地真理の絶大の人気が今では嘘のように消え去ってしまいました。多くのアイドル歌手のように。ぼくがまっさきにイメージするのは「おかみさん、時間ですよ」の二階の部屋でギターをつま弾く姿と、「恋する夏の日」の左右の手の平を交互に開く振りつけです。
並みのアイドルだったら、ここくらいで終わってしまうものでしょうが、そこは一世を風靡したアイドル、何曲かはとかとかの曲がイントロとともに浮かんできます。他の曲も耳すると、「ああ、天地真理のあの曲だ」と記憶がよみがえってきます。「恋する夏の日」「ちいさな恋」「ひとりじゃないの」「虹をわたって」「二人の日曜日」「若葉のささやき」といったデビュー当時のヒットソングに関しては、他の人もぼく同様に覚えておられるでしょう。
「水色の恋」は天地真理のデビューソングにして、イメージソング。かまととぶった歌詞ともいえますが、これがまたイイ。前半の歌詞で天地真理というアイドルのキャラクターを語りつくしています。
さよならの言葉さえ言えなかったの
白雪姫みたいな心しかない私
遠く去って行く人に涙だけが
ひとしずくひとしずく飛んでいくの
まちがえやすいんですが、「恋はみずいろ」って曲もあるんですね。これは天地真理のオリジナルじゃなく、カバー曲。「時間ですよ」で歌われたんですけれど、これがまたデビュー当時のイメージにぴたり。むしろ、こっちのほうがよかったんじゃないかと思うくらいですね。聞けばわかるのですが、こちらは日本で一世を風靡したポールモーリアのイージーリスニングの名曲としておなじみです。ちなみに、ポールモーリアのおじさんはCMに出演してましたね。
<追加>
天地真理の芸名って、思えばすごいですね。テンチつまりこの宇宙のシンリ、正真正銘の本物ってことなんですからね。










