0258学-まなぶ -> 雑学
筆者:miki 
2010年8月20日 9時30分
「イエスタディ・ワンス・モア」作詞作曲:リチャード・カーペンター、ジョン・ベティス 歌:カーペンターズ
カーペンターズを初めて聞いたのがビートルズのカバー曲「ヘルプ」。こっちのほうがオリジナルのビートルズよりぼくには印象が強く、おそらく洋楽が好きになりだした中学生の頃に聞いたからでしょう。
カーペンターズと言うと思いだすのが、友人のY。訳知り顔でいわく「兄妹で結婚したんだよ」半信半疑でいると、「そうしたことを許す南海の小国で式を挙げたんだ」と、どうだここまで知ってるんだぞという誇らしげなそぶり。もちろんガセネタ。Yは他にも「キックボクシングの沢村忠は廃人になった(まったく間違い、ご本人はご健在)」とか、数々のトンデモ話題を仕込んでいました。
さて、カーペンターズはカバー曲が多い歌手です。こうした場合オリジナルを超えられないことがしばしばなのですが、カーペンターズはビートルズをカバーした「ヘルプ」や「涙の乗車券」「プリーズミスターポストマン」でのように見事なまでに自分たちのものとして、演奏しています。カレン・カーペンターの歌唱力は言うまでもないのですが、自分たちにぴったりと合った編曲をしているからなんでしょうね。
「イエスタディ・ワンス・モア」はカーペンターズの代表作。若いころラジオから流れていた気に入りの曲を久しぶりに聴いてしみじみとした想いにひたるというのが歌詞の意味なんだそうです。自分たちの持ち歌とは別に、お気に入りの歌をカバーして大ヒットさせたカーペンターズ自身をぴったりと物語る一曲ですね。








