0258学-まなぶ -> 雑学
筆者:miki 
2010年7月16日 21時43分
「東京でだめなら」(1969年) 作詞:星野哲郎 作曲:首藤正毅 歌:水前寺清子
相良直美の「ありがとう」の共演者で同業の歌手と言えば、チーターこと水前寺清子。水前寺清子と言ったら、「365歩のマーチ」だろうと、突っ込みを入れらるでしょうが、三番の出だしが「越後でだめなら」ではじまっているのも何かの縁。もっとも、この曲が好きなのが一押しの理由なのですが。
水前寺清子のヒットソングは演歌であれ歌謡曲であれ、応援歌といってよく、代表曲は言わずと知れた先の「365歩のマーチ」ですが、この「東京でだめなら」もそうした応援歌タイプ。ちょっとばかし慰めが強いですが。
歌詞だけ読むなら、都落ちの情けないうらぶれたイメージになってしまうのですが、水前寺清子の歌声で歌われると、俄然前向きに聞こえてくるのが不思議です。
年間3万人を超える自殺者を出す日本は先進国の中で異常に高い自殺率だそうですが、その原因の一つに鬱が挙げられています。
鬱になる人は生真面目で自分を追い詰めてしまう人が多いそうです。現在悩んでいる人に楽天的になれというのは、無責任かもしれません。そうであるなら、この歌を日ごろから口ずさんで楽天的になれるように訓練しておくのも手かもしれません。悪い冗談だろうって?いえいえ、半分本気です、かなり。








