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[CM] 不思議世界をコーディネート『マジシャン カズ』
全米マジック協会会長賞受賞!イリュージョンマジック・ステージマジックからテーブルマジックまでこなす万能パフォーマー。上越を拠点に全国で活動!不思議な世界を演出しイベントやパーティを盛り上げます。
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筆者:miki 
2010年1月24日 11時06分

「しれとこ旅情」(1960年)作詞作曲歌森繁久弥
「しれとこ旅情」が昨年の11月に96歳で亡くなった俳優森繁久弥の手になると知ったのはいつ頃のことだったでしょうか。ぼくは「おときさん」こと加藤登紀子の持ち歌とばかりに思いこんでいましたし、一般にも耳にしているのはこちらの歌声のほうだと思います。
ご本人の歌はお義理にも上手いとはいえませんが、旅人の知床での忘れ難い思いがまざまざと伝わり、聴き手の旅情を呼び覚まします。さすが大俳優の底力。ちなみに、加藤登紀子の「知床旅情」(1971年)はミリオンセラー。こちらはプロの歌手。セールスの大差はしかたないですね。
「しれとこ旅情」は三番で構成されています。それぞれ短い四つの行からできている歌詞で、言葉をあれこれ費やさずに、旅情を表現し尽くしています。一番の印象は圧倒的です。それぞれのなにげない言葉に深い意味があるようです。「飲んで騒いで丘に登れば」という一行で交歓がこれ以上もなく歌われていますし、続く「はるかクナシリに白夜は明ける」で旅先の風物に触れて新たに深まる旅情を聴き手も実感することができますね。








