0258学-まなぶ -> 雑学
筆者:miki 
2009年1月17日 21時18分
「ペッパー警部」(1976年)作詞:阿久悠作曲:都倉俊一
ピンクレディーの登場は高校生のぼくにとって、「これってテレビで放映していいのかなぁー」と思うほどでした。歌詞の内容もさることながら、超ミニの衣装で両手と両股を開くポーズはかなりきわどく感じました。
ぎりぎりに踏み止まっていたというかの止まらせていたのは仕掛け人の思惑どおりなのでしょうが、どちらがミーやらケーやら、そのインパクトの強烈さって言ったらありませんでした。歌詞も容易にエッチな連想をさせられる言葉を並べていましたし、途中に挟まれたスキャット「ああんああんああんああん」も意味深といえば意味深です。
「ペッパー警部」のペッパー警部については、諸説あるようですが、ぼくが連想したのはピーターセラーズの当たり役「クルーゾー警部」でした。現実的には警部が夜遊びの年若いカップルを説教するという光景は不自然なのですけれど、「あのクルーゾー警部だったら、さもありなん」てな感想を抱かせました。
いずれにせよ、この「ペッパー警部」が大当たりしたせいでしょう、ピンクレディーの歌の多くはノリのよいアップテンポの曲で、シンドバッドや宇宙人や王貞治や透明人間といった人物たちを取り上げていました。特に「UFO」がそうだったように、どの曲の振り付けも趣向が凝らされていたのは言うまでもありません。










