0258学-まなぶ -> 雑学
筆者:miki 
2008年11月24日 7時15分
「ミッシェル」作詞作曲レノン・マッカートニー歌ビートルズ
「ミッシェル」はビートルズ6枚目のアルバム『ラバー・ソウル』(1965年)に収録されています。メインボーカルはポール、作詞の中心もポール、フランス語のフレーズが挿入されているバラードです。
『ラバー・ソウル』は他のアルバムに比べると地味ですが、後期のビートルズの特徴が表れだした作品で、この「ミッシェル」をはじめ、小説の題名にもなった「ノルウエーの森」、詩が意味深の「Nowhere Man」、しみじみ心にしみてくる「インマイライフ」、等々の名曲が目白押し。
さて、この「ミッシェル」の想い出ですが、ぼくが高校一年に下宿していた先の二階の新大工学部の学生が在室の時は何度も繰り返し流していました。今でもこの曲を聴くと、あの頃の気分がよみがえってきます。
現在長岡には長岡大学、長岡造形大学、長岡技術科学大学があり、学生街の雰囲気があってもよさそうなのですが、ちっともその気配すらなく、新潟大学の教育学部と工学部があった頃の雰囲気には及びつきません。あるいは長岡がかって持っていた若々しさがあの頃と重なっていたのかもしれません。
「ミッシェル」はラブ・ソングなんでしょうけれど、明朗溌剌ではありません。ポールにしてはそうとう暗めの曲かな。二階で響いて聞こえてくるとなおのこと陰鬱な調子になって、失恋の歌の印象が濃厚でした。たぶんそうなんでしょうね。言葉の通じない異国の女性に対する片思いを歌った失恋の歌ってところなんでしょうか。










