0258学-まなぶ -> 雑学
筆者:ケサジロー 
2008年7月30日 22時09分
昨年の中越沖地震では出雲崎沖に大量の古木が現れ、漁に影響が出ました。
陸に揚げられた古木は希望者に無料で配布され、骨董(家族には「ガラクタ」と言われています)好きの私の父も頂いてきました。

これらの古木、海底に埋まっていたのが地震で浮かんできたのですが、どうも出雲崎のあたりに生えていた木ではないそうです。
先日、NHK新潟の番組でリポートがあったのですが、河川などの水辺や湿地に生えるトチやケヤキに混じって妙高山に生えていたカラマツなどの木もあるということです。
古木に付着していた火山灰に含まれる鉱物の成分が妙高山のものと一致するのだそうです。
約7000年前と約5000年前に妙高山で大きな噴火があり、火砕流が大量の木を麓に押し流しました。
その後の大雨で土石流と洪水が発生し、関川の流域の木も巻き込んで日本海まで流され、それが海流に乗って出雲崎沖まで来たということのようです。
単純に出雲崎のあたりの木が沈んでいたのかと思っていたのですが、火山灰が付着していたり黒く炭化していた木があるなど、色々なことから意外なことが分かるものだな、と感心しました。

中央の木が黒いのですが、これも何千年か前の噴火で炭化したものかもしれないと思うとなんだか不思議な感じがします。
陸に揚げられた古木は希望者に無料で配布され、骨董(家族には「ガラクタ」と言われています)好きの私の父も頂いてきました。

これらの古木、海底に埋まっていたのが地震で浮かんできたのですが、どうも出雲崎のあたりに生えていた木ではないそうです。
先日、NHK新潟の番組でリポートがあったのですが、河川などの水辺や湿地に生えるトチやケヤキに混じって妙高山に生えていたカラマツなどの木もあるということです。
古木に付着していた火山灰に含まれる鉱物の成分が妙高山のものと一致するのだそうです。
約7000年前と約5000年前に妙高山で大きな噴火があり、火砕流が大量の木を麓に押し流しました。
その後の大雨で土石流と洪水が発生し、関川の流域の木も巻き込んで日本海まで流され、それが海流に乗って出雲崎沖まで来たということのようです。
単純に出雲崎のあたりの木が沈んでいたのかと思っていたのですが、火山灰が付着していたり黒く炭化していた木があるなど、色々なことから意外なことが分かるものだな、と感心しました。

中央の木が黒いのですが、これも何千年か前の噴火で炭化したものかもしれないと思うとなんだか不思議な感じがします。










