0258学-まなぶ -> 雑学
筆者:miki 
2008年7月12日 23時16分
アニメ「魔法使いサリー」は少女マンガ原作(りぼん1966年から 1967年)でしたが、作者が巨匠横山光輝であったこと、アニメ化ではキャラクター設定が原作以上に丹念になされていたこともあって、日本初少女向けアニメだったそうですが、広く子供向けの作品として大きな支持を集めました。当時としては2年間にわたる長期間の放送もこれを裏付けています。
テレビアニメは原作にも増してよく出来上がっていましたし、むしろ優る点も多々ありました。よし子ちゃんや三つ子のキャラクター設定はアニメの方に軍配が上がると思いますし、アニメのサリーちゃんの髪型の方が個人的には好きですね。
この間(1966年から 1968年、その後もたびたび再放送された)「マハリクマハリタヤンバラヤンヤンヤン♪」のオープニング「魔法使いサリーのうた」(作詞山本清 作曲小林亜星 歌スリー・グレイセス)は一貫して変わらなかったものの 、エンデングは3回変わっています。
中でも、二番目に登場した「いたずらのうた」(作詞山本清 作曲小林亜星 歌朝井ゆかり、野沢雅子、加藤みどり、千々松幸子、平井道子)は主要キャラクターがそれぞれ自己紹介を歌で披露し、そこに、他のキャラクターから一言茶々が入るユニークなアイデアで 、とくに三つ子の「わんぱくトリオ」のフレーズが印象に残っています。っていうか、いまでは放送が憚れる歌詞ですね。「いたずらするのが大好きさ。女の子なんかいじめちゃえー」これは今はまずいでしょう。まあ当時だから許される?としてこの後の「おやつあげないわよ」の突っ込みが気が利いていました。
ちなみに、他の2曲は「魔法のマンボ」(作詞山本清 作曲小林亜星 歌前川陽子、ハニー・ナイツ) と「パパパのチョイナのうた」(作詞山本清 作曲小林亜星 歌水垣洋子、フォー・メイツ)
オープニングアニメはトムとジェリーを連想させるネズミとネコが登場し、さらに上行くサリーちゃんって構図を読み取らせる仕掛けでした。










