0258学-まなぶ -> 雑学
筆者:miki 
2007年12月18日 2時16分
ウルトラQや後の怪奇大作戦にくらべれば、元祖変身ヒーローもの、ウルトラマンとウルトラセブンは子ども心にはるかにおもしろく、毎回楽しみでした。もっとも今の訳知り顔に乗っかっているろくでもない脳みそでつらつら考えれば、「社会批判や実験的な試みのある難解めいたところもあったんだ」って、感心するやら、驚くやら。
特に持ち回り監督の一人、実相寺昭雄監督の作品は奇妙な作風に仕上がっていました。金城哲夫氏をはじめ、市川森一氏、藤川桂介氏、佐々木守ら、すぐれた脚本家たちにも恵まれたこと、何よりもこうした人材を生かしえた円谷プロの志があったわけです。もちろん、さまざまな対立や葛藤はあったようですが。
ウルトラマンとウルトラセブンではセブンのほうが後続ということもあってか、隊員たちのコスチュームをはじめとして、より洗練されたという印象があります。ウルトラセブンの変身アイテム、ウルトラアイはサングラスタイプで「かっこいいなあ」と思っていました。
俳優陣では、モロボシダンこと森次浩司さんは端正なマスクで、これぞ正義のヒーローという雰囲気でしたし、両ウルトラシリーズに出演していた石井伊吉さんは後の毒蝮三太夫の活躍を彷彿とさせるアクの強さをにじませていました。
アンヌ隊員役の菱見百合子さんは、時にボーイッシュ、時に可憐、時に魅惑的な千差万別の風情で、なんとも不思議な女優さんでした。
菱見百合子さんの自伝『セブンセブンセブン わたしの恋人ウルトラセブン』は、ウルトラセブンという作品との出会いが、その後の人生で大きな意味をもったかがわかります 。
さて、菱見さんの著書の表題にもなっている、ウルトラセブンの主題歌の出だしのセブンの連呼は一度耳にしたら、絶対忘れられないインパクトのある曲です。曲中でもセブンは何度も繰り返され、総計ではかなりの数に上るはず。単調なのかもしれませんが、アップテンポで力強くすっきりとした歌をきくと、元気が湧いてきます。溌剌さではウルトラシリーズぴか一ですね。
[CM] 不思議世界をコーディネート『マジシャン カズ』
全米マジック協会会長賞受賞!イリュージョンマジック・ステージマジックからテーブルマジックまでこなす万能パフォーマー。上越を拠点に全国で活動!不思議な世界を演出しイベントやパーティを盛り上げます。
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