「西向く士」は以前から知っていましたが、
「士」が「十」と「一」の合成だとは初めて知りました。
「女忍者」を「くのいち」と呼ぶ理由が分った時と同じレベルの感動です。

曜日の計算方法で一番最初に思い付くのは、ある基準日からの経過日数で曜日を計算する方法。
これはパソコン向きで暗算向きでは、ないですね。
有名なのは「ツェラー(Zellar)の公式」
これさえマスターすれば、「林家ぺー」さん並に重宝されるかもしれませんね。

「十」と「一」、「くのいち」に負けないくらいなる程というのは、長寿のお祝いをする年齢とその時の呼び方です。何かあって度々調べるのですが、全てをすらすらと説明できるかというとなかなかうまく行きません。そういえば長寿のお祝いでは地方自治体によってその土地の名産品などを送っているようですが、長岡市とその近郊では何が贈り物になっているのでしょうか。

そう言えば、「士=さむらい」という事で、税理士、公認会計士、弁理士などの「士」の付く仕事を「さむらい商売」って言いますね。

喜寿：きじゅ
数え年７７歳。「喜」の字の草書体が「七十七」と見えるところから。

傘寿：さんじゅ
数え年８０歳。「傘」の略字が「八」と「十」から成ることから。

半寿：はんじゅ
８１歳。「半」の字が「八十一」と分解できることから。

米寿：べいじゅ
８８歳。「米」の字が「八十八」と分解できることから。

卒寿：そつじゅ
数え年９０歳。「卒」の略体「卆」が「九十」と分解できるところから。

白寿：はくじゅ
９９歳。「百」の字から「一」をとると「白」になることから。

茶寿：ちゃじゅ
１０８歳。「茶」の字の草冠が二つの「十」に分解できることから「二十」、
下が「八十八」に分解でき、「二十」と「八十八」を足すと「一〇八」になることから。

皇寿：こうじゅ
１１１歳。「皇」の字を「白」と「王」に分けられる。
白は「白寿」と同じく「百」の字の「一」を取ると「白」の字になることから「九十九」。
王は分解すると「十」と「二」にで「十二」となり、「白」と「王」を合計すると「111」になることから。

川寿：せんじゅ
１１１歳。「川」の字が「111」に見えることから。

ちなみに
還暦：かんれき
６０歳。還暦の「還」は「かえる」「もどる」という意味で、「暦」は干支を意味する。
干支は本来、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の十干と、
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥からなる十二支を組み合わせたものをいい、
60通りの組み合わせがある。
60年で干支が一回りして、生まれた年の干支に戻ることから、「還暦」というようになった。

とても覚えられません……