0258食-たべる -> 長岡ラーメン
筆者:miki 
2011年2月22日 0時28分
背油肉拉麺790円
昨年12月に開店。一足先の10月に新潟市に1号店が開店しています。2ヶ月後という短期間で長岡で開店したわけですから、当初から2店舗の開店は折り込み済みだったのかもしれません。弥彦にあるたかみちというお店の系列。たかみちは近頃活発に店舗展開しているお店だそうです。
ジャズが流れるしゃれた店内は黒系統の統一された落ち着いた雰囲気。いわゆるラーメン店らしからぬというやつで、幅広い客層を想定した店づくり。 券売機の値段をみると、「ラーメン630円」「肉ラーメン 790円」と価格は低めに設定されています。トッピングの味玉50円も他に比べれば格安。あぶらあげ、餅など他にないトッピングも。サービスで提供しているトッピングもユニーク、これは後ほど。
つけ麺をのぞけば醤油を前面に押し出したスープの一種類。背油入りでも同額料金ですから、ギトギトラーメン好きにとってはうれしい限り。今回はここの看板名になっている肉拉麺背油入りを注文。
出されたのは背油ラーメン。すぐに間違いに気づいて別皿でチャーシューが運ばれてきました。客は私を含め3人、しかも、一人のオーダーは済んで食事の最中。間違えるのが不思議なくらいで、ちょっと心配に。
ラーメンはそんな心配を吹き飛ばしてくれました。醤油を前面に強力に押し出しているので、魚介系や肉系のダシのうまみはまったくその陰に隠れています。繊細さはありませんが、濃い目のしょうゆのインパクトでぐいぐいと迫ってきます。駅の立ち食いうどんのツユを連想させる限りなく和風に近いスープという印象です。
この和風スープに思いのほか背油があいます。しかも麺は極太。とくれば燕三条背油ラーメンとなんらかわりばえしないようですが、トッピングをみるここのラーメンのユニークさと店の方針が見えてきます。
ここのトッピングには普通のラーメン店では見かけないものがあります。これらのトッピングは醤油の風味豊かな和風スープを意識して考えられたものでしょう。人気の煮卵が置いてあるのは当然として、これとは別に生卵のトッピングがあります。天かすがたぬきと記された透明な容器に用意されています。他に天ぷらやおあげのトッピング。そばやうどんを意識して考案されたラーメンなんですね。どこまで本気なのかわかりませんが、メニューには某大手食品会社の人気カップめんとを結びつける店側の文言さえあります。
チャーシューに力を入れているのも目を引きます。他の店だったらチャーシュー麺で通りそうな2種類の特大チャーシューが3枚も通常のラーメンに載っています。しかも、これが一手間を加えた焙りチャーシュー。
ショウガの薬味も長岡で青島系のショウガ風味のラーメンが人気なのを意識しているのでしょう。意気込みが伝わってくるのは黒七味なる店独自の薬味。こうしたトッピングに限らず、価格設定をはじめとして他の点でも細かな目配りを実感します。
これからも長岡のお客の実情に合ったラーメンを提供してくれることでしょう。期待大ってところですね。
[CM] 不思議世界をコーディネート『マジシャン カズ』
全米マジック協会会長賞受賞!イリュージョンマジック・ステージマジックからテーブルマジックまでこなす万能パフォーマー。上越を拠点に全国で活動!不思議な世界を演出しイベントやパーティを盛り上げます。
全米マジック協会会長賞受賞!イリュージョンマジック・ステージマジックからテーブルマジックまでこなす万能パフォーマー。上越を拠点に全国で活動!不思議な世界を演出しイベントやパーティを盛り上げます。








