0258食-たべる -> 長岡ラーメン
筆者:miki 
2010年7月22日 3時05分
長岡の古正寺に続々と新店舗が開店しています。6月にオープンした「らーめんや天家(てんか)」もそうしたお店の一つ。大型パチンコ店の駐車場にあるせいで、パチンコ客を当て込んだお店のように私には思ってしまいました。店の駐車場所の指定はないようなので、駐車場を共有しているようです。車の置き場に困ることはないようです。
ラーメン(650円)は醤油の風味を生かした濃い色のスープにたっぷりの背脂と刻んだ玉ネギの薬味。この玉ネギが杭州飯店に代表される三条・燕の正統背脂ラーメンの系列であることを示しています。ですからネギラーメンは長ネギではなく玉ネギです。
スープは濃厚で熟成した醤油の味わい。元祖背油ラーメンにこだわるお店ではおなじみのスープ。ただ、長岡ではスープの味が薄めになる傾向が見られるので、この醤油の濃さは私のような年配には懐かしいものですが、果たして今日の若い人にはどう受けとられるでしょうか。
麺は平打ち麺。背脂ラーメンの麺としては、幅はあるものの薄さのせいか極太麺という感じはさほどありません。私の好みは幅と厚みの両方そろった極太麺なので、この点がちょっと残念。その分コシは強く、歯ごたえは十分です。
近くの蓮潟近辺にはこの手の背脂ラーメン店や背脂スープのラーメン店、「めんきち」「吉乃や」「翔」が営業しています。
新たに三条・燕の正統背脂ラーメンの味わいを取り入れたお店ができたことで、ますますこうしたお店のレベルが上がることを期待しています。








