0258食-たべる -> 長岡ラーメン
筆者:miki 
2010年2月24日 1時06分
醤丸つけ麺あつもり+炙りチャーシュー
若干の笑いを取った「ラーメン、ツケメン、ボクイケメン」のフレーズ。ずいぶん前のことの気がしますが、ほんの3年ほど前。つけ麺のほうはと言えば1950年代に生まれていたそうで、こちらは年季が入っています。もっとも、おおいに脚光を浴びるようになったのは近々のラーメンブームでのこと。それほど古いことではありません。
私はつけ麺を4、5年程前頃から耳にするようになりました。人気が出たのはまず見附の碧空麺舗。次に長岡のぶしやから、というのが私の印象です。現在ではつけ麺をメニューに加える店も増えました。
つけ麺が主力の醤丸は喜多町に昨年10月に開店しました。長野に本部を置くチェーン店だそうで、同じく昨年の1月に一足先に開店した柏崎店は人気店とのこと。ただ、柏崎と長岡ではラーメンに関して、味の好みが違うようです。
醤丸のラーメンは醤油、塩、トンコツとそろっています。そちらにも興味が惹かれるところですが、今回は柏崎からの風のたよりで評判の高いつけ麺を頼みました。
つけだれは鶏がらベースと豚骨ベース。これに背あぶらや辛味を効かせたつけだれがあります。私は一番無難そうな鶏がらベースを選択。魚粉を使っているのでしょうか、鰹節の風味と同時に、舌にざらっぽさを感じます。辛味も結構あってピリッとします。辛味はちょっと予想外でしたが、その他は思っていた通り無難でした。
つけだれの中に大きめの角切りチャーシューが沈んでいます。つけ麺ではよく目にするチャーシューの取り扱いですが、私の好みではありません。チャーシュー自体はおいしいと思います。トッピングメニューの炙りチャーシュー(200円)はまあまあといったところ。肉好きは一度くらいは試してみてもいいかも。個人的にはつけだれの中の角切りチャーシューよりずっとうまいです。
つけ麺の麺の量は私には並みで十分。足りない人には大盛りもうれしいサービス。特盛りの場合には100円増し。麺は温かいもの(あつもり)と冷たいもの(ひやもり)が選べます。わたしは、ここが初めての「あつもり」で注文。あつもりはお湯の入った浅い器に麺が泳がせてあります。そのためか、通常のトッピングである煮玉子、メンマ、ミズナは別皿という気配り。
麺は極太のかなりの弾力があるちぢれ麺。通常のラーメンの麺とは太さ弾力も違いますし、食感もよほど印象が違います。人好き好きでしょうが、私は通常のラーメンの麺に近い者のほうが好みです。ただ、この太さと弾力が持ち味とも言え、ここにこそこのつけ麺の突出した個性があるので、並みはずれた弾力の極太麺好きには大ウケは間違いないですね。









