0258食-たべる -> 長岡ラーメン
筆者:miki 
2009年7月23日 0時54分
町内の食堂の冷やし中華が好評。てことで、出前。家で食べることができるってのはすごいことですね。宅配ピザの一部の店をのぞき、出前はすたれる運命でしょうが、まだ、あるってのが驚異。これこそ日本が誇るべき世界遺産だと思います。
「おとどけに来ました!」の声で上の画像。この店では冷やし中華ではなく、冷やしそばと言っています。
さっぱりした酸味のしょうゆ仕立ての冷たいスープがたっぷり張られています。細からず、太からずの麺。蒸し海老、ボイルされたイカ、トマト、ハム、チャーシュー、キューリ、錦糸卵、ワカメ、紅ショウガ、松葉海苔。そして、皿のふちの練りがらし。ボリューム満点のトッピングです。大盛りを頼んだわけではありませんが、満腹になるたっぷりの量。器も一回り大きいですね。
極めてオーソドックスで、平凡とも言えますが、「冷やし中華だね」って安心感があります。それでいて、イカの飾り庖丁に感じられるちょっことした華やかさ。近所の地味な食堂とはいえ、プロの意地が垣間見えます。
何より、感じ入るは、出前ですね。もっとも、かっては当たり前でした。燕の杭州飯店の背脂ラーメンはもともと出前用にと考えられたと聞きます。長岡の安福亭もかつては出前をしていたと、年配の方から聞いたばかりです。
専門店化したラーメン店はもちろん、普通の食堂でさえ出前をしないことが当然になってきました。評判の店に行き、外食する楽しさとはまた別に、家で出前の食事をするぜいたくさってありますね。











