0258食-たべる -> 長岡ラーメン
筆者:miki 
2009年5月7日 22時52分
「尾道スペシャル」
5月3日に長岡の新産に開店した七鐘屋。「ななや」と読むらしいです。日本語って難しいですね。それはさておき、尾道ラーメンを看板に、瀬戸内海塩らーめん、広島風つけ麺と、長岡ではこれまで聞いたことのないラーメンがメニューに並んでいます。
―尾道スペシャル―
未知なるラーメンということで、5月5日に勇んで入店。豪華に全部載せ「尾道スペシャル」を試みました。
トッピングで目を引いたのはまず、万能ネギがたっぷりあったこと。これはラーメンのスープへの香りや味の変化を考えたものでしょうかね。
次に、半身の卵が味のほとんど染みていない固ゆでに近いものであったこと。これもスープへの黄身が溶け込むのを防ぐためかもしれませんが、長岡で卵のトッピングというと現時点では黄身がかなり柔らかい、中には半液体状のものもありますが、ものばかりで、味もよくしみわたっているものが大半ですから、私の場合はそのイメージだったので、何となく失望させられました。
全部載せはコクを出すための背脂が浮いているのですが、背脂ラーメンに慣れている舌には、気がつかないほどです。スープは煮干しから上品にとった和風の醤油スープ。濃い味付けが好みの私には薄く感じます。うす味を好む人や塩分が気になる人には最適なスープでしょう。
このスープの中に尾道らーめんの特徴となるストレートの細麺が横たわっています。「こころもち芯の残るそーめん」というのが私の感想。私の好みではありませんが、カンスイのにおいや中華めん独特の食感が苦手という人には最適な麺でしょう。
麺とスープのこの二点をのぞけば、あとは普通のラーメンという気がします。量も少ないかな。
―広島風つけ麺―
広島風お好み焼きからの連想で、広島風つけ麺が気になって注文しました。付け汁が冷たいところと、キャベツがトッピングされているところが広島風らしいです。
付け汁は辛さとすっぱさがほど良く調和していました。ただし、辛いのが苦手な人の場合はお店の人に確認した方がいいかもしれません。キャベツが広島風といっても、湯がいたキャベツがちょこんとあるだけで、このキャベツが本当に広島風なのだろうかと思ってしまいました。私の聞き間違いなのかもしれません。冷たい付け汁の方は、広島風といっていいかと思います。
つけ麺も麺の量は少ない気がします。ただ、冷水で〆たためでしょうか、コシがありおいしいです。むしろ、尾道スペシャルよりこの広島風のつけ麺のほうがうまいと思いました。それと、チャーシューがあっためてあったような?いずれにせよ、この豚バラのチャーシュー、これは私好み。ただし、豚バラだから、当然脂身が強めなので、一般受けはしないかな。
さて、七鐘屋の近辺には、あしょろ、あおきや、かきやというラーメン店がひしめいています。さらに、ちょっと足をのばすと、 有名店ぶしやが個性強烈なつけ麺で客を惹きつけています。ぜひとも七鐘屋さんもこれらのお店に伍しておいしいラーメンを提供していただきたいと思います。











