0258食-たべる -> 長岡ラーメン
筆者:miki 
2008年2月25日 0時17分
*飛雄馬の限定ラーメン海物語*
「限定」と銘打った商品の良し悪しはひとまず置くとして、この「限定」の言葉のなんとも抗いがたい響き。「買わないと後々損をするよ」って呼びかけてくる。私限定モノに弱いです。
そんな消費者心理をくすぐる戦略をいつからかラーメン店も取り入れました。もっとも、夏の風物詩に定着している冷やし中華は「限定」の元祖って言っていいでしょう。限定の力を冷やし中華だけにしておく手はなかったわけで、今や新しいラーメン専門店の多くが計画的に限定ラーメンを定番メニューに組み入れています。
○限定ラーメンの分類○
限定ラーメンと一口にいっても、これは3つに分かれるようです。
一つは元祖冷やし中華のように季節限定っていうやつ。夏とか冬とかの特定の季節になるとメニューに載るもの。
次に、期間限定。これは店側の計画に基づいて期間を区切られるもの。
最後は、毎日提供されるが、絶対数が少ないもの。一日限定何食って店が宣伝する代物。
○限定ラーメンの値段は高い○
限定ラーメンの価格は総じて高く設定されているのが通例です。仕方がないと思う反面、期待は高まります。「限定だから、うまくて当たり前、期待を裏切ったら承知しないぞ」ってね。ラーメン店主にとっても正念場ですね。
○「限定」の理由は○
時節に合うもの。例えば、冷やし中華や鍋焼きうどんのたぐい。
食材が限定されていること。つまり食材の入荷が少なくて、ラーメンも必然的に限定されてしまうこと。例えば、チャーシュー用の肉。あるいは、スープ用の地鶏などなど。
店の方針。限度以上は一定の品質管理ができないとする立場。スープの量、自家製手打ち麺などなど。
限定の理由として考えられるのは以上でしょうか。
○限定ラーメンにふさわしい数○
期間限定のラーメンには関係ないでしょうが、一日の数が限定されているラーメンの場合、その数はどれほどだったら限定っていえるでしょうか。店側にしてみれば、自信作の限定ラーメンを一人でも多くのお客さんに食べてもらいたいでしょうから、できるだけ数を増やそうと努力をされるでしょうが、限定ラーメンを頼む身勝手なお客の立場の私にすれば、30食位が限定をつけても、納得できる数です。
50食だと「限定っていうにはなあ」な気分になりますね。これ以上の数だと、「別に限定ってしなくてもいいんでないかい」って突っ込み入れます。本当身勝手ですね。
逆に、10食以下なんて限定数だと、小心者の私なんかは絶対頼めないですね。「お、あいつ、限定ラーメン頼みやがって、いったい何様だ」周りの客がそう思っているはずなんですから。もし限定1食なんてのがもしあったとしたら、恐怖の対象ですね。








