0258食-たべる -> 長岡ラーメン
筆者:miki 
2007年12月11日 5時43分
先月11月いっぱいで、とうちゃんラーメンが閉店しました。閉店間近と聞き、野次馬根性丸出しで、ひさしぶりに行きました。閉店の6日前のことです。この機会がなければおそらく足を運ばなかったでしょう。
20年ぶりくらいでしょうか?かつてのとうちゃんラーメンのご主人はいず、息子さんとおぼしき方が厨房に立っていました。店はそこそこのにぎわいを見せていました。二組の家族連れは常連ぽかったのですが、他は私同様の野次馬みたいでした。
待っている間目に留まったのが、閉店を知らせる張り紙。何やら意味深な文句が。いや皮肉かな。それとも純粋な感謝。野次馬根性でやってきた私が読むといかようにも、読み取れます。
「ここは豪華に」って最後の晩餐気分で、850円のチャーシュー麺を頼みました。あいかわらずブタバラ肉の薄いチャーシューで、わたしは結構このチャーシューが気に入っていて、量もまずまず。「お!うまい」
なにより驚いたのは、前と同様の濃いスープです。つけ麺用で通るくらい、味が濃いのです。前と言ってもなにせ20年近くもたっているので、今なりに少しは味が和らいだのかもしれませんが、全く変わってない印象でした。このスープを最後の一滴まで飲み干せる人は今ではまれだと思います。
目新しいのが煮玉子のトッピングです。この煮玉子は結構うまかった。これ以外全く変わってないというのが印象でした。ある意味すごいことですね。
さて、閉店の翌日。「昨夜の栄華はいかばかり」と、とうちゃんラーメンへ再度足を運びました。すでに看板の一部が外されていて、さびれた雰囲気がありました。
入口のドアには例の告知文が貼られています。文面からお店の方の複雑な思いが伝わってくるようでした。
30年ほど続いたラーメン店の閉店にしてはあっけない幕切れで、年の瀬が近付く中、さびしい気分が募りました。でもあの濃いしょうゆ味を貫き通したのは頑固としか言いようがありません。いろいろ考えさせられましたね。
そして最後に、やっぱりこう言いましょう。「長岡から、日本一が消えてしまった」と。
20年ぶりくらいでしょうか?かつてのとうちゃんラーメンのご主人はいず、息子さんとおぼしき方が厨房に立っていました。店はそこそこのにぎわいを見せていました。二組の家族連れは常連ぽかったのですが、他は私同様の野次馬みたいでした。
待っている間目に留まったのが、閉店を知らせる張り紙。何やら意味深な文句が。いや皮肉かな。それとも純粋な感謝。野次馬根性でやってきた私が読むといかようにも、読み取れます。
「ここは豪華に」って最後の晩餐気分で、850円のチャーシュー麺を頼みました。あいかわらずブタバラ肉の薄いチャーシューで、わたしは結構このチャーシューが気に入っていて、量もまずまず。「お!うまい」
なにより驚いたのは、前と同様の濃いスープです。つけ麺用で通るくらい、味が濃いのです。前と言ってもなにせ20年近くもたっているので、今なりに少しは味が和らいだのかもしれませんが、全く変わってない印象でした。このスープを最後の一滴まで飲み干せる人は今ではまれだと思います。
目新しいのが煮玉子のトッピングです。この煮玉子は結構うまかった。これ以外全く変わってないというのが印象でした。ある意味すごいことですね。
さて、閉店の翌日。「昨夜の栄華はいかばかり」と、とうちゃんラーメンへ再度足を運びました。すでに看板の一部が外されていて、さびれた雰囲気がありました。
入口のドアには例の告知文が貼られています。文面からお店の方の複雑な思いが伝わってくるようでした。
30年ほど続いたラーメン店の閉店にしてはあっけない幕切れで、年の瀬が近付く中、さびしい気分が募りました。でもあの濃いしょうゆ味を貫き通したのは頑固としか言いようがありません。いろいろ考えさせられましたね。
そして最後に、やっぱりこう言いましょう。「長岡から、日本一が消えてしまった」と。








