0258食-たべる -> 長岡ラーメン
筆者:miki 
2007年11月18日 19時00分
今をときめく某店主の名言に「ラーメンはうまい、まずいではない。その人に合うかどうかというものなのだ」ってやつがあるんですけど、これほど評価の分かれる「食い物」のも珍しいですね。
ラーメンってこれぞという決定版がないってことがないってことも、評価をあいまいにしていますよね。このフリースタイルの百花繚乱のなかから、ぬきんでるのはごくわずかでしょうが。
融通無碍なラーメンですけれど、評価しなければならないとしたら、「麺」、「トッピング」、「スープ」、「総合力(先の3点でどれだけ完成度の高いラーメン作っているか)」ってところがポイントになってくるかと思います。この四点を自分の好みに任せて、したり顔にあれこれぬかすわけで、お店側にしてみればいい迷惑なんですけれど、これがラーメンの大きな魅力だったりするわけです。
自分の好みは麺は細からず、太からず、トッピングはシンプル、スープはしょうゆってことになります。いわゆる全盛期の青島のラーメンが自分の中ではスタンダードになっています。
陣丸はしょうゆ、塩、みそが一律600円からあり、あとはトッピングで値段が分かれています。
麺はしょうゆと塩が細め、みそは中くらいで、どれも縮れがあります。大盛はサービスですが普通も量が多いように思いました。みそラーメンの麺の太さが一番おいしく感じました。
スープはとんこつベースでしょうか、ポタージュのようにとろとろと白濁しています。しょうゆ、塩、みそと微妙に違うようですが、私にはどれも大差がないように思われました。かつおだしが利きすぎていて私の鈍い舌には違いがわからなかったこともあります。
カツオダシのきいた、とろとろのスープは私の好みではありません。どのラーメンもこのスープが勝ち過ぎていて、しょうゆや塩のうまさが生かされているとは思われませんでした。みそはニンニクが利いていましたが、みそを隠し味にしたポタージュのようで、モノ足りません。手間暇をかけて作られているスープのようですが、私には合わないってとこです。
もっともこうしたスープは今流行りらしく、評判なのですが、私は舌や喉に残る粉っぽさがだめですね。
トッピングはシンプルなほどラーメンがうまくなると思っています。マーボーメンやあんかけメンは個人的にはおいしいと感じたことがありません。このトッピングのカギはチャーシューにあると思っています。
陣丸のチャーシューは箸でつかめないほど柔らかい。こうしたチャーシューは「とろっとろの」とか「とろける」と形容されて、世間一般には受けが良いですが、私には合わないんですね。いくら柔らかくても肉らしい食感がないと、「なんだこれは」って思ってしまいます。良い肉であればあるほどそうで、陣丸はせっかく良質のお肉を使っているようなのでとっても残念に感じました。
きれいにそろった白髪ねぎには感心しましたし、高そうなどんぶりや、レモンの輪切りが入っている水差し、無化調をうたっている点などなど、いろいろなところに店主のこだわりと技術が見えるお店ですが、私の好みからすると、総合的にはどうしても低い評価になってしまうお店ですね。
最後に一つ言わせてもらうと、トッピングの飾りつけがおいしそうに見えないこと。いくら中身で勝負とは言え、飾り付けの工夫もしてほしいって感じました。

いわゆる全部載せ。下手な写真のせいもあるけど、この飾り付けは?
上が塩で下がみそ。見た目はどれがどれだか。
ラーメンってこれぞという決定版がないってことがないってことも、評価をあいまいにしていますよね。このフリースタイルの百花繚乱のなかから、ぬきんでるのはごくわずかでしょうが。
融通無碍なラーメンですけれど、評価しなければならないとしたら、「麺」、「トッピング」、「スープ」、「総合力(先の3点でどれだけ完成度の高いラーメン作っているか)」ってところがポイントになってくるかと思います。この四点を自分の好みに任せて、したり顔にあれこれぬかすわけで、お店側にしてみればいい迷惑なんですけれど、これがラーメンの大きな魅力だったりするわけです。
自分の好みは麺は細からず、太からず、トッピングはシンプル、スープはしょうゆってことになります。いわゆる全盛期の青島のラーメンが自分の中ではスタンダードになっています。
陣丸はしょうゆ、塩、みそが一律600円からあり、あとはトッピングで値段が分かれています。
麺はしょうゆと塩が細め、みそは中くらいで、どれも縮れがあります。大盛はサービスですが普通も量が多いように思いました。みそラーメンの麺の太さが一番おいしく感じました。
スープはとんこつベースでしょうか、ポタージュのようにとろとろと白濁しています。しょうゆ、塩、みそと微妙に違うようですが、私にはどれも大差がないように思われました。かつおだしが利きすぎていて私の鈍い舌には違いがわからなかったこともあります。
カツオダシのきいた、とろとろのスープは私の好みではありません。どのラーメンもこのスープが勝ち過ぎていて、しょうゆや塩のうまさが生かされているとは思われませんでした。みそはニンニクが利いていましたが、みそを隠し味にしたポタージュのようで、モノ足りません。手間暇をかけて作られているスープのようですが、私には合わないってとこです。
もっともこうしたスープは今流行りらしく、評判なのですが、私は舌や喉に残る粉っぽさがだめですね。
トッピングはシンプルなほどラーメンがうまくなると思っています。マーボーメンやあんかけメンは個人的にはおいしいと感じたことがありません。このトッピングのカギはチャーシューにあると思っています。
陣丸のチャーシューは箸でつかめないほど柔らかい。こうしたチャーシューは「とろっとろの」とか「とろける」と形容されて、世間一般には受けが良いですが、私には合わないんですね。いくら柔らかくても肉らしい食感がないと、「なんだこれは」って思ってしまいます。良い肉であればあるほどそうで、陣丸はせっかく良質のお肉を使っているようなのでとっても残念に感じました。
きれいにそろった白髪ねぎには感心しましたし、高そうなどんぶりや、レモンの輪切りが入っている水差し、無化調をうたっている点などなど、いろいろなところに店主のこだわりと技術が見えるお店ですが、私の好みからすると、総合的にはどうしても低い評価になってしまうお店ですね。
最後に一つ言わせてもらうと、トッピングの飾りつけがおいしそうに見えないこと。いくら中身で勝負とは言え、飾り付けの工夫もしてほしいって感じました。

いわゆる全部載せ。下手な写真のせいもあるけど、この飾り付けは?
上が塩で下がみそ。見た目はどれがどれだか。










