0258食-たべる -> 長岡ラーメン
筆者:miki 
2007年10月21日 12時45分
今年長岡はラーメン店の開店が多いような気がします。9月14日に開店の「ラーメンIZAKAYAなみ平」は、新規ラーメン店の中でもユニークな存在です。
場所はイトーヨーカドーの近く、長岡駅の真ん前。かってだったら、「すごい、一等地!」のはずの駅前も、諸般の事情でその魅力も下降気味で、各お店にはこれまで以上のアイデアが求められる昨今。なみ平もたんなるラーメン店でなく、居酒屋というオプションをつけています。飲みに出るには、駅前の交通の便の良さはありがたいですね。
このなみ平、広さでは「やや太めのウナギの寝床」という手狭な印象がなきにしもあらずなのですが、中には骨董と言った方がよさそうな小物がすっきりと配置されています。テッシュペーパーのボックスも民芸風の布に包まれているので、ちょこっと目には洒落た置物に見えます。筆書きのメニューにいたるまで趣向が凝らされています。

筆書きメニュー。表にも自筆の絵が。
肩書にもあるように、あくまで「IZAKAYA」なのであって、「居酒屋」ではないのです。ダサいおじさんにとって、いささかしりのこそばゆくなるお店です。おじさんの悲しいサガは、演歌の聞こえてきそうな店内、古ぼけたカウンター、使い古しのちっこい黒板に「本日のおすすめ」を確かめ、「とりあえずビールね!」って頼めるお店でないとくつろげません。しかし、センスの良さには感服します。違いのわかる若者向きのお店ですね。
ラーメンはおおざっぱに分けると、しょうゆ、みそ、つけ麺との3種類。さらにトッピングでしょうゆは「中華そば(590円)」「なみ平そば(650円)」「チャーシュ麺(700円)「奈んこつそば(780円)」「角煮そば(800円)」に、みそは「野菜味噌(700円)」「辛味噌(700円)」に分かれています。
とにかくブタバラのチャーシューがうまい。心もち焙るのか、これが絶妙な加減で香ばしさがあります。あぶり過ぎで焦げ臭さい「焙りチャーシュー」が多い中、なみ平の厚目のチャーシューには脱帽です。これを肴にお酒が飲めたらって思うほどです。このチャーシューを堪能できる「チャーシュ麺」は一押し。
半身の卵は沈んでいて、気がつきませんでした。
さらに、このスープがユニークです。一見しょうゆが勝ち過ぎて、日本そばのつゆの印象をもちますが、むしろ、しょうゆのうまさを最大限に生かし切っているといったほうがいいでしょう。これは飲んだ後の〆のラーメンとしてバカウマに感じるはずです。
もちろん、単にしょうゆの濃いスープではありません。アブラがほどよく浮いていて、これがスープにうまみとこくを与え、ラーメンのスープにきっちり仕上がっています。和風ラーメンの部類に入れてもいいかと思いますが、長岡では他にないしょうゆスープとなっています。オジンの私めには結構お気に入りなのですが、若い人がうまいと思うかは微妙なとこですね。
麺も和風を意識してか、ちじれの少ない中くらいの太さで、このスープに合っています。ただ、もう少しもっちりしているほうが私好み。
いずれにせよ、ラーメンに関しては年配向きといったところ。
このなみ平、カレー、タコライス、角煮定食、といったご飯ものあり、さらに昼時には日替わりランチあり、夜は若者向きの豊富な一品料理ありと盛りだくさんです。ちょっと欲張りすぎなところが、おせっかいなオジサンとしては心配なところです。
場所はイトーヨーカドーの近く、長岡駅の真ん前。かってだったら、「すごい、一等地!」のはずの駅前も、諸般の事情でその魅力も下降気味で、各お店にはこれまで以上のアイデアが求められる昨今。なみ平もたんなるラーメン店でなく、居酒屋というオプションをつけています。飲みに出るには、駅前の交通の便の良さはありがたいですね。
このなみ平、広さでは「やや太めのウナギの寝床」という手狭な印象がなきにしもあらずなのですが、中には骨董と言った方がよさそうな小物がすっきりと配置されています。テッシュペーパーのボックスも民芸風の布に包まれているので、ちょこっと目には洒落た置物に見えます。筆書きのメニューにいたるまで趣向が凝らされています。

筆書きメニュー。表にも自筆の絵が。
肩書にもあるように、あくまで「IZAKAYA」なのであって、「居酒屋」ではないのです。ダサいおじさんにとって、いささかしりのこそばゆくなるお店です。おじさんの悲しいサガは、演歌の聞こえてきそうな店内、古ぼけたカウンター、使い古しのちっこい黒板に「本日のおすすめ」を確かめ、「とりあえずビールね!」って頼めるお店でないとくつろげません。しかし、センスの良さには感服します。違いのわかる若者向きのお店ですね。
ラーメンはおおざっぱに分けると、しょうゆ、みそ、つけ麺との3種類。さらにトッピングでしょうゆは「中華そば(590円)」「なみ平そば(650円)」「チャーシュ麺(700円)「奈んこつそば(780円)」「角煮そば(800円)」に、みそは「野菜味噌(700円)」「辛味噌(700円)」に分かれています。
とにかくブタバラのチャーシューがうまい。心もち焙るのか、これが絶妙な加減で香ばしさがあります。あぶり過ぎで焦げ臭さい「焙りチャーシュー」が多い中、なみ平の厚目のチャーシューには脱帽です。これを肴にお酒が飲めたらって思うほどです。このチャーシューを堪能できる「チャーシュ麺」は一押し。
半身の卵は沈んでいて、気がつきませんでした。
さらに、このスープがユニークです。一見しょうゆが勝ち過ぎて、日本そばのつゆの印象をもちますが、むしろ、しょうゆのうまさを最大限に生かし切っているといったほうがいいでしょう。これは飲んだ後の〆のラーメンとしてバカウマに感じるはずです。
もちろん、単にしょうゆの濃いスープではありません。アブラがほどよく浮いていて、これがスープにうまみとこくを与え、ラーメンのスープにきっちり仕上がっています。和風ラーメンの部類に入れてもいいかと思いますが、長岡では他にないしょうゆスープとなっています。オジンの私めには結構お気に入りなのですが、若い人がうまいと思うかは微妙なとこですね。
麺も和風を意識してか、ちじれの少ない中くらいの太さで、このスープに合っています。ただ、もう少しもっちりしているほうが私好み。
いずれにせよ、ラーメンに関しては年配向きといったところ。
このなみ平、カレー、タコライス、角煮定食、といったご飯ものあり、さらに昼時には日替わりランチあり、夜は若者向きの豊富な一品料理ありと盛りだくさんです。ちょっと欲張りすぎなところが、おせっかいなオジサンとしては心配なところです。











