0258食-たべる -> 長岡ラーメン
筆者:miki 
2007年9月1日 22時18分
期待の新人三華のラーメンはどれも無難にまとまっています。ラーメンも他の商品同様で、一定のレベルをクリアしているのは当然ですから、不思議でもなんでもないですが、ラーメン専門店というと、話が違ってくるのではないかと思われます。
考えてみると、ラーメン専門店って不思議な存在です。普通の食堂だったら、及第点のラーメンでも、専門店をうたっているラーメンとしたら、許されないって、感じることもあるでしょう。むしろ、厳しい評価を下しがちで、極端なはなし、ラーメン一杯にこれぞ専門店って印象を与えなければ、ラーメンしか作れない「とほほ」な食堂になってしまいます。
うず潮ラーメン。ネーミングに店主思い入が。でもトッピングがみそと同じなのは「?」。
三華のラーメンはみな無難ないっぽうで、きわめて整然としています。しょうゆラーメンとうず潮ラーメンは550円、みそラーメンは100円高い650円。しょうゆはとうず潮ラーメンの麺はは中細、みその方は中太とこれも全く予想通り。ほんのちょっとおやっと思わせるのが、醤油は長岡の主流の生姜らーめんとは毛色の変って、香味油のうまみをふんだんにきかせたシンプルな中華そば風ラーメンであることと、塩ラーメンをわざわざうず潮ラーメンとネーミングしているところと、これととみそに載るトッピングは基本的にはまったく同じ(これが私には手抜きの印象を受ける少々残念なトッピングですが)で、この中でにんにくのきいた豚肉のそぼろが長岡では珍しいところ。
みそラーメン。麺が太めでセロリー通り。
他はいたって妥当も妥当、外そうにも外しようがないラーメン。基本はびっちりできている秀才だけれど、影が薄いタイプ、面白みがないけれど、結婚相手としては申し分なしってとこでしょうか。
生めんタイプのカップラーメンでこの手の味付けは良くお目にかかる。万人受けする食堂向きタイプってところ。
でも、ラーメンって浮気相手なんですよね。ハレの食事って意味あいが強いですから、四角四面だと物足らないですし、第一印象惹かれるものがなければ、後でいくらチャーシューやネギやメンマをトッピングしたとしても、屋上屋を架する態だし、瓜のツルには茄子は成らぬわけで、バカウマラーメンに一大変身するわけではありません。ただ量が増えただけ、かならずしも味そのものがうまなるわけではいところにトッピングの盲点があります。逆からいえば、トッピングされることによってラーメンの味が格段によくなれば、それこそ究極のトッピングってことになるわけですがね。
三華に限らず、ほとんどのラーメン店がトッピングは増量ってことしか考えてないような気がします。考えていても、トッピングにそこまで要求するのは無理だということになるかもしれません。その店その店の一番の基本のラーメンを食べれば、店ごとのラーメンに対する姿勢がわかってきますね。
三華は前に言ったようにお利口さんタイプ。でも、一つ引っかかるものがあります。内装がユニーク。カウンターに座ると、カウンターの調理側とを仕切るように植木鉢がズラリっと並んでいます。私には引っかかる内装なのです。「心を落ち着かせるための緑かな?」なんてことを思ったりしますが、私には理解しかねる植木鉢の列ですね。時折これらの植木鉢を眺めつつラーメンをすすり、「案外一番のダークホースはここかもね」なんてことが頭の隅をよぎります。
考えてみると、ラーメン専門店って不思議な存在です。普通の食堂だったら、及第点のラーメンでも、専門店をうたっているラーメンとしたら、許されないって、感じることもあるでしょう。むしろ、厳しい評価を下しがちで、極端なはなし、ラーメン一杯にこれぞ専門店って印象を与えなければ、ラーメンしか作れない「とほほ」な食堂になってしまいます。
うず潮ラーメン。ネーミングに店主思い入が。でもトッピングがみそと同じなのは「?」。
三華のラーメンはみな無難ないっぽうで、きわめて整然としています。しょうゆラーメンとうず潮ラーメンは550円、みそラーメンは100円高い650円。しょうゆはとうず潮ラーメンの麺はは中細、みその方は中太とこれも全く予想通り。ほんのちょっとおやっと思わせるのが、醤油は長岡の主流の生姜らーめんとは毛色の変って、香味油のうまみをふんだんにきかせたシンプルな中華そば風ラーメンであることと、塩ラーメンをわざわざうず潮ラーメンとネーミングしているところと、これととみそに載るトッピングは基本的にはまったく同じ(これが私には手抜きの印象を受ける少々残念なトッピングですが)で、この中でにんにくのきいた豚肉のそぼろが長岡では珍しいところ。
みそラーメン。麺が太めでセロリー通り。
他はいたって妥当も妥当、外そうにも外しようがないラーメン。基本はびっちりできている秀才だけれど、影が薄いタイプ、面白みがないけれど、結婚相手としては申し分なしってとこでしょうか。
生めんタイプのカップラーメンでこの手の味付けは良くお目にかかる。万人受けする食堂向きタイプってところ。
でも、ラーメンって浮気相手なんですよね。ハレの食事って意味あいが強いですから、四角四面だと物足らないですし、第一印象惹かれるものがなければ、後でいくらチャーシューやネギやメンマをトッピングしたとしても、屋上屋を架する態だし、瓜のツルには茄子は成らぬわけで、バカウマラーメンに一大変身するわけではありません。ただ量が増えただけ、かならずしも味そのものがうまなるわけではいところにトッピングの盲点があります。逆からいえば、トッピングされることによってラーメンの味が格段によくなれば、それこそ究極のトッピングってことになるわけですがね。
三華に限らず、ほとんどのラーメン店がトッピングは増量ってことしか考えてないような気がします。考えていても、トッピングにそこまで要求するのは無理だということになるかもしれません。その店その店の一番の基本のラーメンを食べれば、店ごとのラーメンに対する姿勢がわかってきますね。
三華は前に言ったようにお利口さんタイプ。でも、一つ引っかかるものがあります。内装がユニーク。カウンターに座ると、カウンターの調理側とを仕切るように植木鉢がズラリっと並んでいます。私には引っかかる内装なのです。「心を落ち着かせるための緑かな?」なんてことを思ったりしますが、私には理解しかねる植木鉢の列ですね。時折これらの植木鉢を眺めつつラーメンをすすり、「案外一番のダークホースはここかもね」なんてことが頭の隅をよぎります。










